最近紹介していなかったクウェート文化紹介をしたいと思います。
レストラン情報は昨年度の留学生の方のブログや、もう一人の今年度の留学生のブログに書かれていたため省略。
みなさんにとって「アラビア半島のアラブの国」はどんなイメージですか。
具体的に言えばサウジアラビア、クウェート、バーレーン、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、(ここまでがGCC加盟国)イエメンといった国からなります。
クウェートに行く前、みんなからの言葉で多かったのが
「石油王と結婚できるかもよ!」という言葉でした。
イメージとしては油田を持った王様が、白い服に赤または白地の布を頭にかぶり、飛ばないように黒い輪でおさえているあのコスチュームでしょうか。
(わかりづらいですね。すみません。あいにちょうどいい写真がないです)
わたしは「一夫多妻制なのが嫌だから、、、、一番に愛してほしいから結婚しない。」と誰にもプロポーズされていないのにやたら真剣に答えていましたw
でも実はこの会話、、、ちょっと間違っていました。
なにがちがうの?と思うかもしれませんが
1 石油王、という言葉はクウェート社会で不適切だ
確かにクウェート人はとてつもなく大金持ちだ、こんな金遣い見たことない!て人ばかりです。
御屋敷もしくはお城のような家(いあ、もうお城ですね)、高級ブランド服やバッグ所有率の高さ、高級車、外食先、、、本当にすごいなあと思います。しかし
→クウェートが保有する油田は個人の所有物ではなく国(政府)・首長が会長を務める石油缶れ議会組織の管理下にある
石油からもたらされる利益が国民に分配されるため、油田を持った王様=石油王というわけではないのです。一般的なイメージの石油王風の方々は王様ではなく国民です。石油関連の仕事をしている方ももちろんいらっしゃいますが、多くが公務員で石油とは直接的には関わらない仕事をしています。
※ クウェートは首長制国家、つまり首長(王様)はいます。
現在の首長はサバーフ家のصباح الأحمد الجابر الصباح(サバーフ アルアフマド アルジャービル アッスバーフ)首長です。
2、一夫多妻制は現代ではほぼない
現代は一夫一妻がほぼ100%だといって過言ではないでしょう。
友達のおばあちゃんや、おじさんなどで二人、三人奥さんをもっている人の話を聞きましたがクウェートでは稀なようです。一人だけを愛してくださいます^^❤
ただし!
残念なことに離婚率が非常に高いです。(50%以上)
ですので一度に何人も奥さんを持つ人はほとんどいませんが再婚し、結果生涯で二人以上の奥さんを持つ人方もいるということを知っておいてもよいと思います。
いかがでしたか。びっくりしてもらえたら嬉しいです(笑)
ちょっとした小話のつもりがけっこう長くなってしましました。
3時超えてしまったので今度こそ寝ます。おやすみなさい^^
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