2014年3月27日木曜日

バス事情など


日差しが激しくなってきました。
いま、バスの中です。
クウェートでは通学バス、寮のバス、パブリックバスの3種類を利用しています。

このうち通学バス、寮のハスはクウェート大学の所有するバスで日本車です。小型バスですが冷房もカーテンもあり、もちろんシートベルトもついています。当たり前ですが座席や背もたれはクッション素材です。
パブリックバスは民間経営のバスで中国製です。クウェート人が乗っているのはみたことありません。海外労働者用のバス、という感じです。残念ながらシートベルトはないですし、椅子などもプラスティックの板なので急カーブで滑り落ちやすいです。つり革は残念ながらありません。つり革を吊っている棒はあるのでそれにじかに掴まります。時刻表はないので乗るときも手を上げてバスが止まったら飛び乗る、という表現が正しいと思います。わたしは鈍臭いので予備のれずに乗りかけで、バスが発車しようとしたことがあります笑 乗り慣れてる人はバスが完全に停車していなくてもスッっと飛び乗っています。料金はクウェート市内なら一律250Fils(83円くらい)とお安いです。しかもクウェート大学の学生は学生証提示で無料なので実施タダです。
乗るとすごい視線を感じたり、冷暖房も無いし、匂いがたち込めて乗り心地は最悪ですが、生きる術として時々利用します。



では通学バスは安全か、というとそういうわけでもありません。
シートベルトの意味を知らない人が多いのか、なんとシートベルト使えなくされているんです(涙)クウェート大学は何十台バスを持っている模様ですが、それぞれのバスに運転手がいます。運転手のセンスによってシートベルトが結われていることがあります。

今日乗ったバスはこんな感じ。

シートベルトの意味ない!カチッとするところなんで使えなくするんだ!
10分以上格闘しましたが直せず、今日はノーシートベルトで通学しました。

*日本の道路事情とはこちらの事情は大きく違います。かなり危険なのでシートベルトはわたしにとってより大切な存在です。

しかしタクシー乗ったりすると運転席ですらシートベルトしてない人が多い、、、、

後部座席はよくシートベルト撤去されてます。

安全面で不安はたくさんありますが、そのような事情を知っているクウェート人の友達がよく運転してくれたり助けてくれるので本当にありがたいです。

今日は夕方から日本語スピーチコンテストがあります。独学で日本語学んだ人から、日本に留学した人まで様々ですが、こうした日本語習得に励む皆さんを見れる機会は自身のモチベーションにもつながります。今日は聞くだけでなくしっかり学んできます!


2014年3月14日金曜日

クウェート大学の花々ー日本をちょっと思い出す


※ 今回はクウェートでの生活というより古典や日本のお話が多いです。



今回は2週間前に撮影したクウェート大学シュワイフキャンパスの花々をご紹介します。
書きたいことはたくさんあるのですが、更新する時間を見つけられずメモ帳にネタがたまっています。時間を効率よく使える人間になるのは高校生の時から目標です。

花、素晴らしいですね。
しかしこれらはすべて人工的に植えられた花で、庭師兼土木工事や掃除?もする海外労働者の人々が定期的に花を交換しています。
咲いた咲いたチューリップの花がーではないですが
いろんな花が赤白黄色ばかりでなくオレンジ、濃いピンク、薄いピンク、紫、ワインレッド、紺色など本当に色とりどり咲いています。

 私の親友が花が大好きで、大阪の世界の花が咲いている植物園の写真を見せてくれたり、造花できれいなブーケを作ったり、とにかく感性が豊かで美しいものを集める才能がある女性です。
実は最初そこまで花には関心がなくて、普通に好きですが猫と戯れたり、いい香りの石鹸を集める時間の方が癒されている気がしていました。しかし、彼女のおかげで身の回りの花に関心を持てて(いい写真があると送ってあげたいな、と思うようになりました)勉強に疲れた時には花をみたり写真を撮っています。
 
 自然の色なのにこんなに鮮やかで綺麗で、素敵ですよね。陽ざしが強い分、反射して光っていてエネルギーをもらえる気がします。もともと砂漠だった土地なので、こうして人工的に植え無いと花は咲かないのですが、そう考えるとだいぶ数は減りましたが日本は野原や川辺に春になるとタンポポやホトケノザ、レンゲなど自然にきれいな花が咲くのですごく恵まれているなあと思います。
 
 
 
 いきなりですが、桜について考えましょう。桜は大部分が、一応明治維新以降の改革で植えられた人工的なものではありますが日本の国の花ですし私は大好きです。お花見、春限定の素晴らしいイベントですね。桜といえば、いつもある古典文学を思い出します。それは高校時代に習った吉田兼好の『徒然草』の「花は盛りに 月は隈無きをのみ見るものかは」の章です。私はこれが非常に好きで(というより徒然草自体が好きです)、年に一回じっくりこの意味について考えます。高校時代の先生はどの方も恩師ばかりで頭が上がりませんが、古典の先生はまさに毎回「私に新しい風を吹き込む」先生でした。難解な古典も毎回すごく面白かったですね。母校の思い出は尽きませんが、さて例の「花は盛りに」について考えます。徒然草では「無常観」を軸にこの世のはかなさとそこにある美について書いている章が多くあります。「花は盛りに 月は隈無きをのみ見るものかは」の意味は「花(=桜)は満開のときを、月は隈(=雲一つなく陰りのない)のないときだけを観るものであろうか、いや、そうではない」=桜は散ってしまうからこそ、常でないからこそ美しいのだ。月は雲などがない照り輝く状態が常でないからこそ、美しく趣深いものなのだ、、、とここでも兼好の無常観が現れています。
 

 はかなさの中にある美や「をかし」なことを見出す日本古典文学に感銘を受け、こうした感性を大切にしたいと思った高校時代。枯れたら即座に、すでに満開の新しい花に植え替えるこちらでも、この無常観や感性は伝わるでしょうか。日本文学は難しいけど、理解できたら本当に美しい。

ありがたいことにクウェートで日本は大変好意を持たれており、テクノロジーが発達して賢い国、歴史のある国、漫画、秋葉原、、、、、と伝統的な部分もポップカルチャーも広く知っていただいております。授業で習ったのですが「お前は日本人だ」で「日本人のように賢い」という慣用句まであるそうです。こちらでいつか、漫画やアニメだけでなくこうした日本古典文学の趣気深さや雅な感性も理解してもらえる日がきたらいいなあと思います。

 当時からアラビア語が大好きで独学で文字を覚え、サウジアラビアやクウェートの童謡を歌っていました。月日は流れ、いま私はクウェートに。
 常に変わりゆく日常、けして同じ日などないのだから、もっともっと毎日を有意義に、大切にしなくてはいけないのに、過去を顧みると怠け者の憎い自分の姿を思い出します。選んでいただいたのだから本当に熱意をもって向上心を忘れず日々を過ごさなくていはいけないですね。
 こちらで一回交通事故に遭った際も無常観を思い出し、人はいつ亡くなるるかわからないし、むしろこうして生きていることの方が奇跡だなとしみじみしました。


ただいま未明の四時半です。
日本は十時半ですね。
日本時間でいう3月14日2時半ごろでしょうか。
愛媛、広島、高知などで最大震度5の地震がありました。
私の家族は震度4地域だったようで心配しましたが全員無事でした。
クウェート人の友達が、「無事なように祈るから心配しないでね。」「大丈夫?」とメッセージをくれました。優しい。
どうか日本のみなさん、ご無事でいてください。

夜明けのアザーンが聞こえてまいりました。
私はそろそろ就寝の準備を始めます。

おやすみなさい。


花の写真は文章の後も掲載していますのでよろしければご覧ください。
親友によりますと、バナナおような花はアロエの花のようです。

















 







砂嵐 

お久しぶりです。
昨日砂嵐が起こりました。
はじめて肌で感じました。
チェコ人の友達と図書館から授業の教室まで歩いているとき、なにか先が暗いことに気づきました。
「ん?なんか前の方おかしくない?」ー黄砂で遠くの景色が見えない、最初はそんな感じでした。
そんなことを言って早歩きで教室をめざしていると、みるみる暗くなって。。。
風が強くなりざらざらしてきました。
やばい!と思った時にはすでに視界は3m先は見えなくなって非常に目が痛かったです。
「Hurry up!」彼女はそう叫ぶと非常にさわやかなスマイルでさっそうと駆け出しました。
は、はやい。

一方の私は7cmのヒールを履いていたため走れず、砂嵐の餌食に笑
しかし、中高陸上部のプライドもありますので、彼女をリレーの第4走者にみたてバトンをつなぐべくパカパカ走りました!
教室のある棟につくと砂嵐のため、ドア閉まってました。あなや!
とんとん叩くとクウェート人の友達が開けてくれました。アルハムドゥリッラー

目が痛い。
景色黄土色。
みなの苦笑いがなぜか和む。

そんな感想ですね。
思い返せばちょっと面白いけど、あくまで棟についてからです笑
もう巻き込まれたくはないですね笑
私を含めミーハーな数人が記念撮影していました。
ちなみにこちらはは陽ざしは八月、気温は初夏くらいです。
日較差が大きいので朝と夜は寒いですよ。
今も毛布を体に巻き付けてこのブログを書いています。

冬の後数日春らしき陽ざしを感じそして初夏がきて、すぐさま夏が来ました。
早くサングラスを買わないと目を傷めてしまいそうです。
しかし非常に似合わないので、まだ心の準備ができません笑
 
臨場感伝わりませんね、残念
 

 

2014年3月5日水曜日

ここまで留学生活を振り返り、残り4ヶ月をどう生きるか考えた

الآن الساعة الخامسة ص في اليابان تقريبة.
 عند ما لست مشغولة ينامون عائلتي و أصدقائي، أريد أن أتكلمهم بسوكايب أو لاين😔
مأخرا كل يوم يجب أن نقدم التقديم لكني أظن الكلمات إلى التقديمنا قليلة أكثل من لازم،،،إذا كان التقديم واجبا تمنيت أكثر نصائح
عشت هنا منذ نصف السنة وعرفت دولة الكويت جملية جدا والناس فيها كريمون ولطفاء و عظماء ،أُعْجِب بترحيبهم كرة مرة و لم أشاهد مثل هذا الترحيب من قبل،،، استطعت أن أعيش سعيدة بفضل الكثير من الناس في الكويت.
لكن أشرع دراستي غير جميلة منذ هذا الفصل، تغير منهج الفصل ولا أعرف ما أحسن نسبة لي، ما أحسن  حتى أجيد اللغة العربية؟ كل يوم في التقديم بدون النصائح وأستاذي غائب مرارا. ليس كلا الفصحى واللهجة كاملانا في محاضرة، أشتاق إلى بلدي جدا جدا لكن لا استطيع أن أرجع هناك إذا لم أجد العربية مثل الآن.عندي  مشكلة نفسي أيضا، بعد تغير الأستاذ قد أصبح كسلانة،،،هذه مشكلة كبيرة ، يجب أن أقرر الأهداف ثم سأدرس حتى أبلغ الأهداف.
 ممكن أبقي في الكويت على أربع شهور فقط. لعل أبكي إن تركت هنا لأني أغدو أشعر أن الكوين بلدي ثانية. لا أريد أن أندم على حياتي وأريد أن أبقي ذكراتي جميلة. 

تذكرت حياتي في الكويت حتي الآن👀

間違いがあり読みにくいかもしれません*