2014年1月24日金曜日

クウェート方言

お久しぶりです。
三日坊主どころか一日坊主になったかと思われたかもしれませんが、実はアップロードがうまくいかなくて更新できませんでした。少なくとも週一回は更新したいと思います!

冬休み、、、
あと3日!
約1ヵ月あった冬休みも、もうすぐ終わり。

日本で言う春休み的な感覚でしっかり遊びました。ー遊びすぎ?
そんな心の声を掻き消しながら今回はクウェート方言の学習についてお話しします。

実はクウェートでは私が大学で勉強しているアラビア語(フスハー)で日常会話話す人はまずいません。クウェートだけでなくおそらくほとんどのアラブ諸国がそうだと思います。
フスハーは書き言葉、すなわち文語アラビア語とも言われます。そしてコーランの言葉もフスハーで書かれているため、神の言葉とも言われます。
ニュースや本で主に使われており、全アラブ諸国共通の言葉です。

じゃあ代わりに何が使われているか、、、それがアンミーヤ(方言)です。
「アラブ」ひとくくりにしても、アラブ諸国は広い!んです。
各国や地域で異なる方言が使われているため、モロッコのアラブ人とエジプトのアラブ人、シリアのアラブ人、クウェートのアラブ人ではそれぞれ異なる方言を話します。
日本の関西弁と標準語くらいの違い?
とか思ってる方大間違いですよ!!かなり激しく違います。

私はこっちに来て冬休みまではフスハー専念していました。
授業のフスハーについていくのが精一杯でなかなか、方言まで手が回りませんでした。
クウェート人ほぼ全員がバイリンガルで英語が堪能(クウェート人:外国人=3:7の影響か?)なので最悪を言ってしまえば方言ができなくても生きていけるのです、、
しかしアラブ人と本当にコミュニケーションをとるのであればアンミーヤもしないと、だめではないかという気持ちが強くなりちゃんと勉強しようと反省。
またこの冬休み、たくさんクウェート人の友達とハングアウトをしたおかげで、アンミーヤに触れる機会がたくさんありました!

フスハーに比べてクウェートの方言はなんかかわいい♥︎というのが第一印象。
文法もだいぶ簡略化されています。




教科書はこんな感じです。左は現地で購入。クウェートでも新書らしいです。
便利な表現がたくさん詰まったフレーズ集、と言ったところでしょうか。ちなみに奨学金留学生のほとんどがこの本持っています(笑)
右が文法書。湾岸諸国の方言のルールが書かれています。だからサウジアラビアでは使うけれど、クウェートでは使わない表現とかもありますが、動詞の活用が丁寧に書いてあるので結構便利です。

私は日本から1冊だけ文法書持ってきました。日本の大学で使っていたもので、全2巻からなりますが一冊しか重すぎて持ってこれませんでした。A4,630ページ以上、紙質画用紙。でも非常に愛着のある大切な教科書です。
復習してると、、、あんなに見たのに忘れている!文法がいくつもあり大変ショックでした、、、、、。方言もいいけれど、基礎であるフスハーももっともっと勉強しなければなりません。冬休み、しっかりしっかりしっかり遊びました。←
得たものもたくさんありますが、、、振り返ってみると反省点も多々あります。

第二セメスターでは気持ちを切り替えてアラビア語習得に励みます。



気持ちを切り替えて第二セメスター頑張ります、、!!



1 件のコメント:

  1. はじめまして

    私、旅行と模型を趣味にしている「ばーちゃわーるど」と申します。

    実はこの度、クウェートの方を想定した模型を製作したいと考えているのですが、
    情報が少なくて困っております。

    もしご存知でしたら次の点につきまして
    ご教授いただけないでしょうか。

    クウェート語でようこそ(WELCOME)は何と言うのが一番適切か?
    (※出来れば現地の表記が知りたいです)

    クウェートの方が見て、クウェート国を代表する模型だと
    感じられる模型は何がふさわしいと思われるか?
    ※日本なら「富士山」「お城(姫路城?)」「スカイツリー?」等々

    突然のお願いで大変恐縮ですが、
    もしご存知でしたらお教え願えれば幸甚でございます。

    何卒、よろしくお願い致します。



    http://www.tokyovirtualworld.com/

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